″田中台風〃の過ぎた の被告席天皇のためなら何でもする あと溥儀、厚木に着く憐れむべし元皇帝「脅迫され て皇帝に就任した」 " 知らぬ、存・せぬ〃「わが半生』の告白 第七章ウェップとキーナンの対立 皇帝溥儀はホンモノか不快で無駄な溥儀訊問結審急ぐマ キーナン、ウェッ・フ論争有馬伯爵釈放に心躍 ッカーサー る巣鴨ナゾ残す草場中将の死ことばが大きな障害に キーナンの検事団工作自殺防止に厳戒体制 235
マッカーサーの権限オーストラリアの態度ウェッ・フ裁判 長の任命市ヶ谷法廷の建設清瀬弁護人の決意被告席 の数は二十五「急げ、急ナ」ソ連判・検事団の到着決 定した二十八被告貴下等を級戦争犯罪人とする 第四章一九四六年五月三日 起訴状の内容被告の反応非力な弁護団「国家弁護ーか 「個人弁護」か弁護人の苦悩ファ 1 ネス弁護人の知恵 キーナンとウェッ・フの会話 開廷前夜芝笛の消灯ラッパ 法廷の被告たち「極東国際軍事裁判所は開廷する」大川被 告、東条大将の頭をたたく大川被告の精神鑑定裁判第三 日目「ウェッ・フ裁判長を忌避するー清瀬弁護人の闘志 第五章広田弘毅夫人の死 忌避動議の却下「ノット・ ギルティ」法廷作戦の成否 ドイツ戦犯と日本戦犯の相違コミンズ 聞く耳持たぬ裁判 検事の冷笑父への目礼広田夫妻の愛情「きれいだ」っ た母親マッカーサーの要請キーナン居らず敵陣淋し 日米弁護団の食い違い紙芝居の登場欠けた被告席死 の床での洗礼 第六章皇帝溥儀証言台へ だれてきた法廷検事側に " 協力〃する田中隆吉債然、唖然 116 158 195
まえがき 第一章東条の自決 元弁護士ホイットニー准将トウジョウを逮捕せよ東条大 いらたっマッカーサー 将の覚悟 " 首の座。に坐るのは誰か 元帥記者東条元首相に会見「ひと思いに死にたかっ た」東条大将の遺書 第一一章戦争犯罪の定義 揺ぐ終戦処理内閣「元帥は天皇に来いといっているのだ . 人柄の勝利幣原内閣の誕生三つの戦争犯罪紛料する 戦争犯罪の定義「法廷にはスモウ場を用意しましよう」ウ ィリアムズ中佐の進言急。ヒッチの開廷準備近衛公爵の不 安と希望梨本宮逮捕さるキーナン主席検事到着す近 衛公自決す 第三章起訴状の伝達 冷たいすきま風スガモ・プリズン昭和二十一年元旦 戦犯の表情—テクニックでやれ「木戸日記」の登場 目次 -6 2